漫画「母が契約結婚しました」1〜4話 ネタバレ
とある帝国の貧民街には、絶世の美貌をもつ母親ルディアと8歳の娘リリカがいました。ルディアは元々は貴族で夫と共に領地で暮らしていましたが、夫は借金を残し帰らぬ人になってしまい領地から娘共々追い出されてしまいました。
ルディアは毎日酒に溺れ、娘のリリカさえいなければ再婚できたのにと怒鳴りつけながらもリリカに世話をされながら日々を過ごしていました。
そんな苦しい生活の中でもリリカは父親が帰ってくれば元の優しかった母に戻ってくれると希望を捨てずに一生懸命に働いてお金を稼ぐのでした。
リリカは厳しい生活の中でお金を貯めていました。いつかこのお金で鶏を買ってヒヨコを産ませて、、、とお金持ちになると夢を見ます。
その時、母親であるルディアは火炙りの刑にあう悪夢をみていました。それは実際の熱さを伴うものでした。
まさにその時回帰が始まったのです。
母の異変にリリカは気づきすぐに側へと駆けつけ思いますが、母はアルコール依存による錯乱状態だと思い不安に駆られます。
しかし、そんな不安を他所に母ルディアはここはどこか、今何歳なのかと尋ねます。
そして窓から貧民街を見て戻って来れたと驚愕し手を上げました。
リリカはまた殴られると思いますが、ルディアは今までのことを謝罪し、愛してると告げリリカを抱きしめるのでした。
その後、今が485年の4月15日と聞いたルディアは
「舞踏会に行って皇帝陛下に会わなくてはいけない」
と言うのです。
リリカは母の身を案じて行くことを拒否し、身支度をしようとする母を止めます。
そして家賃を払わなくてはいけないとドレスのレンタル代でリリカを当てにする母のことを拒否します。
その拒否を受けたルディアはリリカの意見を聴くふりをし、
翌日お金と共に姿を消してしまうのでした。
リリカは絶望し、仕事をしながらも気もそぞろで家に帰る気も起きず、道に座り込んでしまうのでした。
すると身なりの良い若い男性がリリカを迎えに来たと現れます。
怪しく思うリリカに対して男性はラウブと名乗り、ルディアが事故に遭いリリカを連れて来るように頼まれたとリリカを連れ出します。
馬車に乗ったリリカは急いで母の元に駆けつけようとしますが、ラウブに先程の話は嘘だと告白されその可愛らしい外見からは予想も出来ない程の暴言をラウブにぶつけます。
そうこうしている内に豪奢な宮殿に着き、そこに母ルディアが待っていました。
そこで母に皇帝陛下と結婚することを告げられます。
感想
リリカの健気に母を思う姿に心を打たれました。
逆境の中でも真っ直ぐにあれる心の美しさに自然と応援したい、この子の苦労が報われてほしいと思いました。ブログを始めた時点で64話まで出てしまっているので、次回予想はできませんが、コツコツ記事を書こうと思います!よろしくお願い致します!