お求めいただいた暴君陛下の悪女です

お求めいただいた暴君陛下の悪女です ネタバレ 60話

前回のあらすじ

元ヴェルゾ王国秘書官・クロエはラースの弟であるベリエ王国王子エリクに見捨てられ絶望しました。

「ベリエに今すぐにお連れください!!」

「知るか」

断腸の思いで願いを告げるもたった3文字の言葉で切り捨てるエリクにラースは眉を顰めます。

ネタバレ 60話

ー宿にて

”、、、、落ち着かない”

以前の自分との違いに意味がわからないと考えるゼフォン。

ラースが色街に行っていることに心配を募らせるゼフォンはイライラしだします。

「旦那様、奥様がお帰りになられました」

そう伝えられるとゼフォンは身を起こします。

ー宿のロビーにて

「ここは王都でも最高級の宿、、、ありがたいのですが、今の私にそんな価値は、、、、」

恐縮してそう言うクロエにラースは好感を抱きます。

”こんな良い子をベリエなんかに使い捨てにさせるものですか!”

ラースはそう考えます。

ー応接室にて

「わざわざ囲うほどの価値があるのか」

そう尋ねるゼフォンにラースはこう言います。

「これ以上後手に回るわけにはいきませんから」

「あの子、ベリエの第一王子の勧誘に応じるところでしたの」

そうして今までの経緯を説明したラースにゼフォンは言います。

「そのベリエの王子は本当にお前の弟か?愚か過ぎる」

そう言われたラースはため息をつくもすぐにある提案をします。

「、、、面白い。たまにはお前のお遊びに付き合ってやる」

そういうゼフォンと乾杯し二人は笑い合います。

ー寝室にて

”今夜もかしら”

少し緊張した面持ちになったラースはベットに入ります。

”何もしてこない”

少し残念に思ったラースは目を開けます。

パチッ、、、

目が合った二人。

ゼフォンはラースに手を伸ばし、ラースを抱きしめます。

「ーっ!?」

〜fin~

感想

ラースが気になって仕方ないゼフォン。

手を出して来るのかと思っていたラースは抱き枕にされどうしていいかわかりません。

こうして様々な国を手玉にとる二人の不器用な恋は少しずつ進展していくのでした。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

次話もぜひお読み頂けると幸いです!

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