前回のあらすじ
スコルピオン帝国から油田を譲渡されると言う功績を上げたラースに国中から歓声が上がります。
そんな中、第二夫人が登場しー??
「ニーナもお友達増やそっかな〜?」
ネタバレ 55話
「一体どうなっているんだ!?」
ベリエ国王の執務室で彼の人は叫びます。
「『ゼフォン皇帝の寵愛を受けたラース皇妃は今や誰もが支持する皇妃』だと、、、!?」
今まで流していたラースの評判とは正反対の記事の内容に焦る父王。
そんな父王をよそに家族たちはラースを下に見る発言をします。
ラースが嫁いだせいで恐ろしく忙しい父王はストレスが溜まっているようです。
しかも、スコルピオン帝国の一件でラースが情報を得たのはベリエとスコルピオン帝国の宰相が繋がっていたからと推測したレイラは革命幇助の疑いをベリエに向けます。
「スコルピオンと関係を持ったこともないのに!?」
ラースが情報の入手先を黙したのは家族への嫌がらせもあったようです。
「そんなことより代わりの雑用は見つからないんですか?お父様、かわいそう、、、」
そう言うニコラに長男のエリクは丁度いいのがいるとヴェルゾ王国の王女から聞いた話を話し始めます。
ーシャリオルト帝国 皇居庭園にて
「光栄ですわ、皇妃殿下に出席して頂けるなんて」
お茶を飲みながら話しかけてくる夫人に微笑みかけるラース。
正式に皇妃として認められてから社交の誘いが増えそのほとんどが好意的なものであったのでした。
ですが、一つだけ何とも言えない手紙があります。
”ニーナ・アレンスキー”
皇帝の第二夫人からの誘いです。
第二夫人の情報を集める為にラースはお茶会に参加しました。
「皆様はニーナ夫人をご存知かしら?」
ニーナの名にぎこちない雰囲気になる夫人たち。
その様子に様子を見ることを決めるラース。
そんなラースにある夫人は妹姫ニコラが話していた内容について語り始めます。
「そうなんです、今度新しい秘書を雇うことになって!秘密ですよ?」
そう王室の秘密をペラペラ暴露しているニコラにラースは呆れた様子を見せます。
ー大陸歴✕✕年✕年✕日 秘書としてベリエにヴェルゾ王国から、、、
以前の世界でのシングの言葉を思い出します。
ーヴェルゾ王国 娼館
コンコン
ノックの音が鳴ります。
「は、、、はいっ」
娼館で働くには雰囲気が違う女性が客の相手をします。
「よろしくお願いします、、、、」
感想
今回はラースの家族が多く出てきたため、少々ストレスが溜まってしまいましたね!
ラースの代わりに働かせる馬車馬を探し中の家族たち。
自分らで働けって感じですよね
薄幸そうな女性を助ける為、ラース頑張って!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!