前回のあらすじ
母である公爵に連れられて秘密の地下室へ向かうピヨルド。
知らないはずの地下室に何故か見覚えがあります。
「紹介するわ、あなたの兄弟たちを、、、」
公爵はピヨルドに牢の中を見せます。
ネタバレ 74話
「あなたは傑作よ」
公爵は牢の中の”もの”たちの中でピヨルドは生まれたと言います。
あまりの悍ましさにピヨルドは目を逸らします。
「皇女様がそれを知ったらどうかしら?」
ピヨルドはリリカにすがりついて言います。
「もし、私がとても遠い所に行ってしまったら、、、」
苦しそうに自分が消えるかもと言うピヨルド。
「そしたら私はピヨを捜すわ」
「そしていつでもあなたの味方になる」
リリカは力強く言います。
ーリリカは知りません。
ピヨルドがその言葉にどれだけ救われるのか。
ピヨルドはリリカを抱きしめます。
リリカはピヨルドをあの小屋に招き、
パンケーキを振る舞います。
「おいしいです」
そう言うとピヨルドは食レポを始めます。
そんなピヨルドを見てリリカは言います。
「私がいなくなっても野イチゴを誰かが食べてくれると良いんだけど」
その言葉にピヨルドは不安そうにします。
リリカは不安そうなピヨルドを誤魔化し、
野イチゴを楽しむ野イチゴ同盟を作ろうと言います。
そんなリリカを見て、ピヨルドは微笑みます。
”リリカ、消えないで”
”君さえいれば僕は何もいらない”
ピヨルドは地下室に向かい炎を顕現させます。
そして中の兄弟たちを送ります。
「あ、、、りが、、、」
兄弟の一人が最後にピヨルドにお礼を言います。
兄弟を送り、涙を流すピヨルドは思います。
”、、、お母さん、本当の反抗期がどういうものか、、、しかと見せてあげます”
感想
兄弟たちがどういったものなのか具体的にはわかりませんでした。
ですが、ピヨルドの狼狽具合からどんなに非人道的なものなのか想像できます。
公爵は皇家を手に入れるためにはどんなことでもする気でしょう。
ピヨルド!負けるな!!
リリカと共に乗り越えていって!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!