前回のあらすじ
タンからの贈り物としてラウブ贈られることになり、リリカにラウブは言いました。
「どうか私をリリカ様のものにしてください」
その言葉にリリカはー??
ネタバレ 70話
リリカは困惑します。
6年後には皇女でなくなるのに良いのか?
こう言う時にはどうすればいい?
ふとラウブを見ると彼は震えています。
ラウブにとってこの行動は一大決心のもと行われたのでしょう。
「、、、ラウブ、もし皇女のものにといった誓いならやめてちょうだい」
「いいえ、私の誓いはただリリカ様のものです」
リリカは一呼吸置いてラウブに応えます。
「これまでもこれからもたくさんのことがあるはずよ」
「私たちの苦痛と逆境がただの苦難としてではなくいつか私たちの宝として残ると信じている」
「どんな喜びも歓喜も悲しみも絶望もこの真珠のように永遠に輝く1粒の涙になると信じている」
そう言って真珠は受け取らずにラウブを貰い受けたリリカは微笑み言います。
「自由に生きて、家門のために無理な努力をしなくてもいい、生まれたそのままで生きてほしい」
リリカの優しい言葉は誰の胸にも刺さりました。
「これからはただ貴方は私の騎士だから」
リリカとラウブのやり取りに一同は声をあげます。
そして皇帝アルテオスはラウブにリリカ直属の永久騎士の爵位を下賜しました。
「こんな素晴らしい贈り物の後に続くのは気が重いが俺の贈り物も負けてはいないぞ」
そう言ってリリカのペンデュラムを取り出し言います。
「これは所有者が魔法を使えるようにしてくれるアーティファクトだ」
「名付けてアーティファクト、、、」
「”魔法少女”!」
感想
ラウブが勇気を出してリリカのものになりたいと言ったシーンは感動しました。
ラウブが震えているのを見て母性本能が刺激されました、、、うっかり。
アーティファクト「魔法少女」、、、アルテオス、、、ネーミングセンスが壊滅なのはわかりました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!