前回のあらすじ
「私が貴方をこの世界で誰もが逆らえない皇帝にして見せます」
唯一の妻として改めて認められたラース。
そんなラースはバザロフ公爵をー?
ネタバレ 41話
人々はラースの噂で持ちきりです。
「皇帝陛下に唯一認められた皇妃、、、」
「例のカプリコル王国の賠償請求の手続きにわざわざラース様をお連れしたそうよ」
「噂だと皇妃殿下のお披露目も兼ねてだとか、、、」
自分にとって良い噂にラースは微笑みます。
「今夜の仮面パーティー」
「元第六愛人のクルシンスキー家とも根深いとわかっていての単独参加か?」
ゼフォンはラースを呼び出して尋ねます。
「心配してくださいますの?」
何でもないように答えるラースに安心するゼフォン。
護衛を好きなだけ連れて行くように言います。
〜バザロフ邸、仮面パーティー〜
「あちらに居られるのはラース様?」
「皇帝陛下が大々的に正妃として認められたとか、、、」
「あれだけ美しければ当然か」
会場の雰囲気はラースにとって過ごしやすいものでした。
「お会いできて光栄です。シャリオルトの華。」
バザロフ公爵がラースに挨拶に来ます。
ドナート・バザロフ
この男は、、、かつてラースに大罪をなすりつけた人物でした。
”太陽暦656年12月10日”
”シャリオルト中央東区農村をベリエ軍が襲撃”
”行ったのはラース王女率いる黒竜軍”
”違う!その時私は西にっ、、、、”
「おっと、パーティーはまだ始まったばかりですよ」
シャンパンを飲んで意識を失ったラースにバザロフは言います。
”村人は連れ去られ消息不明”
”領主であるバザロフ公爵の証言により黒竜軍の犯行と確定しました”
「一晩は手足に力が入らないでしょう」
ラースを秘密の部屋に運び込みバザロフは言います。
「生きたべリエ人の解剖、、、その前にほんの少しだけ、、、」
楽しそうに人を解剖するバザロフ公爵。
「やっぱりね、素敵なパーティーにご招待ありがとう」
炎魔法を顕現しながらラースは言います。
感想
バザロフの野郎は自分の趣味で自領の民を解剖してその罪をラースになすりつけていたみたいですね!
許せない、、、と言うか、、とことんラースは貧乏くじを引かされたと言うか、、、
私も経験があったので心苦しくなりました、、、
ラースの復讐がより良いものになりますように!
最後まで読んで頂きありがとうございました!