前回のあらすじ
「ママに言われたから友達にしようとしてるんじゃないわ、私は貴方が気に入ったの」
尖った言葉を使うディアレ・ウルフ。
彼女を気に入ったリリカは友達になって欲しいと言います。
「私も、、、皇女様の友達になりたいです」
初めての友達ができたリリカ。とても仲良くなれそうな雰囲気です。
「準備はいいか?」
魔法を教えてくれるというアルテオス。
リリカはどんな魔法使いになるのか?
ネタバレ 52話
「魔法使いには注意しなければならないことが3つある」
アルテオスは説明します。
1つ、人の心を冒涜すること
1つ、生と死を弄ぶこと
1つ、命を汚すこと
「以上の3つは禁止だ」
そして一通り魔法の説明をした後、実践練習をします。
「エルヒ」
教えられた通りに魔法の言葉、古代語を言うとペンデュラムは光ります。
「わぁ!!できました!」
初めて魔法を自覚を持って使ったリリカ。
嬉しくなってアルテオスを見ます。
うかない顔のアルテオスは言います。
「最初に説明した3つが禁止ということは魔法使いなら実際にそれができるし、した者もいる」
苦々しく告げるアルテオスにリリカは絶対にしないと言います。
「今日はここまでだ」
そう言って部屋まで転移するとアルテオスは宿題を出します。
古代語の勉強をすることと「エルヒ」の意味を調べること
「魔法を教わることは誰にも言うなよ、お前の母親にもな」
そう言ってアルテオスは去ります。
様子のおかしかったアルテオスをリリカは不思議に思います。
何か昔の記憶を思い出したかのような顔だったけど、、、なんだか寂しそうな顔だった。
「アルテオス?顔色が悪いけどどうしたの?」
アルテオスは無意識にルディアの部屋に来ていたようです。
笑いながらルディアを抱き締めるアルテオス。
当のルディアは不思議そうな顔をします。
職人を呼んでペンデュラムを作ることにしたリリカ。
授業の内容を思い出しながら月と心をモチーフにしたペンデュラムを作りました。
早速古代語を勉強するリリカ。
軟膏を作ったり、魔法道具を作ります。
「皇女様、これはなんですか?」
作った魔法道具をディアレにプレゼントしました。
「虫を追い払う魔法道具よ、皇宮の倉庫で見つけたの」
魔法使いとバレない為に皇宮の倉庫にあったと説明するリリカ。
ディアレは興味深げにアーティファクトを見ます。
「実際に効果があるか使ってみたいの、皇宮の秘密の場所を教えると言ったでしょ?」
「一緒に行ってみない?」
リリカは楽しげな話題を振ります。
感想
思ったよりもリリカの魔法が応用が効くというか、、、
何でもできそうなんだなと感じました。
アルテオスが苦しそうなのは何故なのか?その理由が気になりますね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!