前回のあらすじ
「養女だから差別されたのか?」
近衛騎士でないラウブを護衛にしたことでそう考える外野も出てくると挑戦的なことを言うピヨルド。
そんなピヨルドにリリカは、、、、?
ネタバレ 40話
「だからと言って私がタカールじゃないってことではないでしょ?」
そう言うリリカに目を丸くするピヨルド。
「皇女様は話し相手がいないのですか?」
そう言うピヨルドは話し相手について説明してくれます。
皇族の話し相手とは社交界の噂や一族間の摩擦について話す事のできる同年代の貴族子息や令嬢のことをいうそうです。
「それでは皇后陛下の噂もご存知ないですよね」
そう言うピヨルドにまた、お酒を飲んで暴れたの?と尋ねるリリカ。
ピヨルドはリリカにルディアについて話します。
皇后陛下のサロンで出てきたデザートは甘すぎない上品な味がお茶との相性抜群と人気を博していたり、
結婚式でお召しになったバッスルドレスも都心のドレスショップで注文が殺到していたり、
横柄で有名な侯爵夫人の鼻っ柱を折り貴族の間では痛快だと話題になったり、
エリン男爵のご令嬢が乗っていた暴れ馬をいとも簡単に鎮めたりとたくさんの話をピヨルドから聞きます。
数々のルディアの逸話に本当にママの話しなのかと疑問に思うリリカ。
そんなリリカに話し相手になりたいと言うピヨルド。
本気か冗談かわからないピヨルドにいつか立派な皇女になれば友達ができるかな?そう考えるリリカでした。
「それじゃあ、そろそろカーテシーを教えてよ」
そうしてリリカにカーテシーを見せるピヨルド。
「どうすればそんな素敵なカーテシーができるの?」
そう聞くリリカにピヨルドはアドバイスします。
「自分が世界で1番美しいと思うことです」
そのアドバイスに動揺するリリカ。
同時刻ー。
「女の子の部屋に行くのに伝言もなく行かれるのですか?」
そう尋ねるパイにプレゼントでびっくりさせる為にいきなり行くと言うアティル。
「あいつ、絶対喜ぶだろうな」
そう言ってリリカの喜ぶ顔を想像して微笑むのでした。
感想
ルディアの逸話が凄かったですね!
本来のルディアを知っているリリカからしたら信じられないですよね!
ルディアのかっこいいところをリリカも見られると良いですよね!
さて、伝言を送らないでリリカの部屋に行こうとするアティル。
次回、どうなるのか!?
最後まで読んで頂きありがとうございました!