前回のあらすじ
春の祝祭を楽しむラース一行でしたが、
ペットショップから軍に納品される犬が脱走し騒動となっていました。
犬達を屈服させたラースは犬達を引き取る事にし、また祭りに戻ります。
ネタバレ 31話
お祭りを楽しみながら第三夫人のサシャに良いお土産はないかと探すラース。
「クソッ」
犬達を放った犯人が言います。
その犯人の目的は自爆テロで、火薬を多く運ぶ為に犬達を脱走させました。
まぁ良い、これだけ人がいればそれなりに被害も、、、、
「あら、見つけた」
そう言ったラースは犯人を拘束させます。
春祭りのパレード中に起きたメインストリートの大火事は以前の世界でも取り上げられる程大きな事件でした。
その犯人を事前に捕まえる事で惨事を防いだラースは犯人の主張を聞きます。
「誇り高きシャリオルトに”あんな”皇妃まで立てた皇帝の低能さにまだ気付かないのか!!」
ああ、、、シャリオルト人はシャリオルト人とくっつけとか言う自国至上主義派の、、、
馬鹿ね。
シャリオルトは代々魔力に秀でた民族の女性を妻にし、さらに魔力の強い子供を得ようと躍起になっていたのでした。
「俺は!!皇帝政権打倒の為に革命の炎を、、、!!」
叫び続ける犯人をラースは睨みつけ黙らせます。
「貴方一人が燃えなさい」
そう言って犯人の男を燃やします。
「本当に被害が出る前で良かった」
近衛兵の一人が言います。
場面は変わり、皇帝の執務室で。
皇帝ゼフォンは今回の一件のラースの行動について報告を受けます。
「あと、こちらラース様がゼフォン様にということです」
側近は青い花束を渡します。
「、、、、そこへ置いておけ」
ゼフォンは側近に指示を出し、窓の外にいたラースを見ます。
そこに一緒にいるシングを見てイラッとするのでした。
感想
ラースが思い出していた事件が発覚しました。まさか自爆テロだとは思いませんでした。
シャリオルト帝国は大国ですが、それ故に情勢が安定しないのか事件が多いですね。
ゼフォン、とうとうシングにあからさまに嫉妬を覚える様になりましたね!
ラブラブ夫妻、、、はイメージが湧きませんが、二人の恋愛模様が楽しみです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!