前回のあらすじ
第六夫人カミラとその取り巻きの男達に口を裂けさせられた従者シング。
傷物になったシングを見て
「私に相応しくなったわね」
そう言ったラースはカミラの屋敷へと向かうのだった。
ネタバレ 26話
「それにしても気味の悪い坊やだったわぁ、、、」
シングの事を思い出し笑うカミラはシングが全く抵抗せずに口を裂かれた事を言うのでした。
顔しか取り柄のないお気に入りを無価値にしたと嘲笑うカミラ。
悦に浸っていると外が騒がしくなります。
ドカン
カミラの部屋の扉が焼き壊されました。
カミラは静かに入ってくるラースに動揺を隠せないままシングの事を話します。
「従者の方、お気の毒でしたわね」
「主人がもっと賢明でしたらあんな不良品にされずに済んだのに」
そう言って笑うと近づくラースに警告します。
「指一本でも触れれば今度は貴方が城から、、、」
その瞬間ラースはカミラの顔を焼きます。
カミラを助けに入ろうとした男達は前世でラースの瞳を潰した男達でした。
その男達諸共、カミラをラースは火炙りにします。
「ゼフォン様!」
そこに騒ぎを聞いたゼフォンがやってきます。
「どう言うつもりだ」
そう言うゼフォンにラースは笑って言います。
「閣下を想うあまりの妻の”可愛い嫉妬”ですから?」
その隙に逃げようとするカミラをさらに焼くラース。
「穢らわしいたかが愛人如きが、皇帝陛下の御姿を瞳に映す価値はないわ」
そう言う姿に笑うゼフォンはラースに近づきます。
「”可愛い”と言って下さりますでしょう?」
そう微笑むラースにゼフォンは
「良い度胸だ、、、、。」
そう言って笑うのでした。
感想
前世でラースの目を潰したのはやはりカミラだったようですね、、、。
ザマアミロって感じですよ。
無抵抗の相手、力の無い相手にしか強く出られない奴は力の前に屈するのです!
最期まで読んで頂きありがとうございました!