母が契約結婚しました

母が契約結婚しました ネタバレ 67話

前回のあらすじ

リリカに毒が盛られ動揺する家族たち。

倒れるリリカの元にピヨルドが現れてー?

ネタバレ 67話

「薬草アイスクリームとお茶が問題だったようです」

タン・ウルフから報告を受けるアルテオス。

話によるとアイスと一緒に口にしたお茶の薬草の相性が悪かったとのことでした。

サンダールがお茶を作り、皇室に献上したようで、商団も故意ではなかったと主張をしていました。

料理長も医者も皆が偶然と主張して何の証拠もありません。

「こういう複合毒はバラットの仕業だ」

アティルは今回の事件について考えます。

「ピヨルドのヤツは一体何しに来たんだ?」

”ピヨは潔白です!警告に来てくれたの”

リリカは筆談で話します。

「心配するな、今は俺が守ってやる」

そう言って銃を見せるアティルにリリカは泣いてしまいます。

”やめてよ、やめて”

アティルから銃を取ろうとリリカは銃に触ります。

「何するんだよ!危ないだろ!?」

銃を遠ざけアティルは言います。

「うええええええええん」

リリカは泣きながら筆談します。

”毒の痛みから解放させる為に、一思いに殺すつもりね?”

「は??」

リリカは大きなシュックを受けた為、普段では思いもしない事を考えてしまっていました。

「そうか、驚いたよな?大丈夫だ、俺がそばにいるだろ」

アティルはそう言って優しくリリカの肩を抱きます。

”皇宮に来てからよく泣くようになった。”

”でもここでは私が泣いても誰も嫌がらない”

”優しく涙を拭いてくれる”

そう思うリリカ。

「早く良くならないとな」

そう言って優しく微笑むアティル。

「この毒を試した結果、命を脅かすようなものではありませんでした」

「威嚇といえば威嚇。偶然といえば偶然。」

「だからと言ってこのまま見逃してはおけない」

そう言って怒りに燃えるアルテオス。

「バラットなんか潰してやる」

「よくも貴方達が私の娘を傷つけたわね?」

怒りながらも冷静に対策を練るルディアは情報ギルドに連絡を入れようとします。

”あのギルド長とは関わりたくないんだけど、、、”

背に腹はかえられないルディアは行動に移します。

”リリちゃん、ママは貴方が傷つくのは見たくない”

”リリちゃんが元気になるまでもう少しママの腕の中で見守ってて良いかしら、、、?”

「、、、サンダールが贈ったお茶にそんな成分が入っていたとは我々の責任です。お許しください」

げっそりとやつれたラット宰相が謝罪しに来ました。

「陛下がもう少し私を、、、騎士団を信じてくれると良いのですが」

タン騎士団長がお見舞いに来て言います。

”リリちゃんがいつかはママのそばを離れることになっても”

”今だけは”

”少なくとも今だけは”

”もう少しだけ”

”ママの腕の中でー”

「、、、もう10歳か」

アルテオスは笑って聞きます。

「10歳です」

リリカは嬉しそうに答えます。

感想

リリカがどれだけ愛されているのかわかる回でしたね!

子供の進む道の小石さえ取り除きたくなる親心って感じでした、、、

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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