前回のあらすじ
「、、、俺が魔法を教えてやろう」
そう言うアルテオスに魔法を教えてもらう事になったリリカ。
何か思い悩む様子のアルテオスにリリカはその場に置いていかれてしまいます。
皇族専用庭園で遭難してしまったリリカ。
そんなリリカの前にピヨルドが現れます。
「、、、どうして君がここにいるの?」
焦った様子のピヨルドに、、、!?
ネタバレ 48話
1時間前バラット邸宅にてー。
皇女様に招待され太陽宮に行った日から皇女様が気になっている。
4歳も幼い子供なのに、、、
、、、会いたい。
そう思ったピヨルドは皇宮の庭園に足を向けるのでした。
「皇后は劇場に向かいました。計画通りに進めても問題ないかと、、、」
そう報告を受けるバラット公爵は言います。
「やっとあのふざけたバッスルドレスと一緒に燃え上がる姿を目にできるのね」
ルディアの危機を知らせようと皇宮に走るピヨルド。
そこでリリカと出会ったのです。
近道を案内すると言ったピヨルドに腕を引かれリリカは走ります。
「走りながら聞いてください。今日劇場で火災が起きます」
その話を聞きながら首都が見渡せる位置に行くと、劇場から火の手が上がっていました。
もう手遅れか!?
そう思うピヨルドでしたが、足を早めます。
ペタッ
リリカの足から力が抜けてしまいます。
「ママが劇場に行ってるの、、、」
「ママが、、、ママが死んだら、私は、、、ママしかいないのに」
そう言って泣いてしまうリリカに喝を入れピヨルドは言います。
「しっかりしろ、リリカ!今はこうしている場合じゃない!」
その言葉にリリカは正気を取り戻しピヨルドと共に走ります。
出口に近づくとアティルの声が聞こえます。
「私はこれ以上は進めません、早く行ってください」
儚げに笑うピヨルドに別れを告げ、リリカはアティルの元に走ります。
リリカの後ろ姿を見送るピヨルドは言います。
「、、、皇女様、どうか貴方の為にも皇后陛下が無事でありますように」
アティルと共に馬車で現場に駆けつけたリリカ。
その途中で雨が降ります。
現場に着いたリリカは一番に母の姿を探します。
「ママ!」
リリカはルディアの元に向かうのでした。
感想
ピヨルドはすっかりリリカに夢中のようですね、、、
ピヨルドと走っていたシーンは一生の思い出になりそうです!
一応、ルディアは無事だったようです。
次回、ルディアは怪我など大丈夫だったのでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました!