前回のあらすじ
皇宮図書館で見つけた乙女の魔法書でお守りを作ろうとしているリリカ。
魔導書が置いてある枕元を探すとそこには魔導書が有りませんでした。
「目を引く本のタイトルだったのでカバーを付けておきました」
そう言うブリンに抱き付くリリカでしたが、
ブリンはどこで魔導書を見つけたのかと疑問に思うのでした。
ネタバレ 37話
乙女の魔導書の内容を知っていたブリンはリリカにもう好きな人がいるのかと感動します。
「どんな呪文を使おうとなされているのですか?お手伝いいたします」
そう言うブリンにリリカはお守りを作りたいと言います。
「アティルにも作ってあげて、陛下にも差し上げて、ブリンにも作ってあげるね!」
その可愛らしい発言にブリンは微笑ましくなります。
確かに皇女様には男女の愛はまだ早いわね
まだ愛を受けるだけでも十分なお年頃だもの
そう思ってリリカを抱き締めるブリンでした。
「綺麗な字、、、」
ピヨルドからの手紙をとても大切そうに見つめるリリカ。
ピヨルドの訪問に備えて護衛を付ける事になります。
以前の約束の通りアティルの護衛も選ぶ事にしたリリカ。
アティルと一緒に近衛騎士団室に向かいます。
「何で後ろから付いてくるんだ?お前は侍女か?」
歩くのがまだ遅いリリカにアティルは言います。
そしてこっちの方が早いとリリカを抱えるのでした。
近衛騎士団室に行くとタン騎士団長はまだ執務室にいるとのことで少しの間待つ事になりました。
「あれ?ラウブ卿?」
以前リリカを皇宮に迎えに来たラウブが現れました。
「私服なんて珍しいね!休暇なの?」
そう尋ねるリリカにラウブは故郷に帰る事を告げます。
ビィーーーー
リリカの頭に警鐘がなります。
動揺するリリカを心配したアティルが声をかけます。
「こいつが何か言ったのか?」
感想
アティルすっかりお兄ちゃんですね!
妹を抱っこしてあげたり、妹の様子がおかしければ声をかけてあげたり。
ところでラウブが故郷に帰ると言ってリリカに警鐘がなりました。
どう言うことでしょうか?
故郷に帰ることで何か問題があるのでしょうか?
次回以降が気になりますね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!