前回のあらすじ
アティルに連れられていった庭園はアティル達前皇帝一家にとってとても大切な場所だったのでした。
そんなことは知らなくてもリリカなら大切にしてくれるだろうとアティルとパイは言います。
ネタバレ 34話
リリカは母ルディアの元に行きます。
「リリカ、、、、」
やつれる母を心配するリリカですが、母がいつもよりさらに美しいと驚くのでした。
「ママ、、、虫に刺されてるよ!」
ルディアの首筋や胸元にある赤い跡を見てリリカは言います。
焦ったルディアは話題を変えるのでした。
「そういえばバラットから返事が来たわよ」
ピヨルドがカーテシーを教える件を承諾してくれたとルディアは言います。
それに伴ってアティルの新しい護衛と一緒にリリカの護衛も選ぶこととなりました。
疲れて眠そうにするルディアにリリカは心配して声をかけます。
「、、、会議すごく大変だったみたいだね、、、」
「そうね、、、一方的な会議だったわ、、、すごく一方的な、、、」
拳を握り締めて言うルディアに不思議そうにするリリカ。
メイドがピヨルドからの手紙を運んできます。
バラット家が使う紋章には花があしらってありました。
ピヨルドからの手紙に有頂天になるリリカ。
目の前に丁度立派な手すりがありました。
「、、、滑って降りられますか?」
そう言うブリンに少し戸惑いながらも滑り降りるリリカ。
思ったよりも速く滑ってしまい、しかも目の前には急カーブがありました。
目を瞑るリリカでしたが、皇帝アルテオスが受け止めてくれて大事にならずに済みました。
どこか機嫌が良さげなアルテオスにリリカは尋ねます。
「陛下は会議の結果に満足されたみたいですね」
「実に、、、満足だったぞ」
そう言うアルテオスに嬉しそうにするリリカ。
その質問をルディアにもしたのか?と尋ねられます。
言い淀むリリカに他には何か言ってないかと尋ねるアルテオス。
「一方的な会議だったと、、、」
言いにくそうに言うリリカ。
固まるアルテオス。
全てわかってて口元を押さえるブリン。
ぷしゅーーーーーー
「一方的な、、、そ、、、そうか、、、一方的、、、」
余りのショックにキャラが変わってしまったアルテオスでした。
感想
一方的な会議って言ってたことがバレちゃいましたね笑
アルテオスもショックを受けてキャラが変わっちゃうし笑
これから挽回できると良いですね、頑張れ、アルテオス!
最後まで読んで頂きありがとうございました!