母が契約結婚しました

母が契約結婚しました ネタバレ 33話

前回のあらすじ

アティルに連れられ訪れたのは蔦が這った城壁でその中は見渡す限りの野いちご畑でした。

楽しく収穫するリリカに対して、両親を思い出すアティル。

楽しく過ごした帰り道でアティルは言います。

「いつまで殿下なんだ?」

その言葉に嬉しそうにリリカは

「アティル」

と呼びかけます。

ネタバレ 33話

美味しそうに野いちごを食べるリリカの姿にパイは和みます。

「幸せそうで良いなとー」

一瞬ハッとするパイは他の貴族だったら侮辱されたと思うだろうと心配します。

しかしリリカは

「美味しいものを食べるときって楽しいでしょ?」

そう微笑むのです。

「申し訳ございません皇女様、私が失言を、、、」

そう言うパイにリリカは野いちごをくれたら許してあげると可愛らしく言います。

その可愛らしいやり取りを見ていたアティルはリリカにたくさんの野いちごをあげるのです。

「、、、これから謝る度に1個1個やるのは面倒だから、前もって渡しておく」

それを見て、アティルの従者ブランがリリカに更に野いちごを渡し言います。

「こんな殿下ですが、どうぞよろしくお願いいたします」

たくさんの野いちごをブリンと半分こにして楽しく過ごすのでした。

「、、、二度とあの庭園には行かれないだろうと思っていました」

そう言うパイにぶっきらぼうに返事を返すアティル。

「殿下にとってあの庭園がどんな意味を持つのかご存知ないでしょうが、、、」

「それでも皇女様がどれほど大切になさるか想像できます」

先代の皇后は卑しい出自

大臣達の激しい非難と社交界のいじめに耐えられなかった皇后の為に

皇帝は宮内に素朴な田園風の小屋を作り

皇后はそこに閉じこもり長い間、姿を見せなかった

というよくある話。

アティルは更に思います。

皇族としての行動の成否は別として

少なくともそこは彼女だけの小さな楽園だっただろうー。

「、、、そうだな」

場面は変わりバラット公爵邸

「貴方をカーテシーの先生にと、皇后から書信が届いたみたいよ」

バラット公爵は更に続けます。

「この機会にどれほど低俗な人たちなのか見物でもしてらっしゃい」

ピヨルドはリリカとのやり取りを思い出し笑います。

「はい、お母様」

感想

リリカの性善説で生きている感じに皆好感を持つ様ですね!

でもちゃんと危機管理ができているところがリリカの凄いところです。

野いちごの庭園はアティル一家にとってとても大切な場所だったんですね、、、

お母さんが虐められていたなんて絶対に許せません。

皇族としては戦って勝つことが求められたのでしょうが、心根の優しい人だったんでしょうね、、、

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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