前回のあらすじ
皇帝の命令で湖畔にピクニックに行った皇太子アティルとリリカ。
そこにアティルの護衛騎士ローウィンが来るとリリカの頭の中に警鐘が鳴ります。
ネタバレ 26話
私は昔から勘が良かった。
だから貧民街でも何事もなく過ごせたのだ、そう考えるリリカ。
絶対に危ない人だ
そう思った瞬間剣を握ったローウィンからアティルを守るリリカでしたが、
ローウィンは8年間仕えてきたのは暗殺する為だと言います。
「一体、、、なぜ、、、!」
そういうアティルに
「その人は悪い人だからです!」
「裏切り者、、、」
「悪い奴!」
「悪びれもせず子供を殺そうとして!」
そう言うリリカに皇帝の悪口を言うローウィン。
その隙にアティルはワインボトルを投げつけリリカを連れて逃げます。
俺の代わりはいくらでもいるー。
なんで俺だけ、、、俺には心の底から愛する人などもういない。
誰も俺を愛していないし、俺も誰のことも愛していない。
だから執着するものがない俺は誰よりも強い。
強くなれる。
俺は炎と空気で形作られた竜の子孫。
竜の力が使えなくてもそれは変わらない。
竜の力などなくても俺はきっと強くなる。
いつか俺がトップに立ち皇帝の冠をかぶる時がくればー。
そう強く思いながら走るアティルでしたが、途中でリリカが転びかけてしまいます。
そんなリリカを抱えさらに走るアティルでしたがー、、、
感想
護衛騎士が一転、暗殺者に変わってしまいました。
裏切られたと知った時のアティルの表情が悲しかった、、、
でも非力ながらもリリカを見捨てずにお姫様抱っこをするアティルはカッコ良かった。
良いお兄ちゃんになりそうじゃん!
頑張れ!リリカ!アティル!
最後まで読んでいただきありがとうございました!