前回のあらすじ
皇帝の命令で湖畔に行く事となった皇太子アティルとリリカ。
穏やかに流れる時間に心地よさを感じるアティルでしたが、
そこで実父の話をするのでした。
ネタバレ 25話
「父の兄弟は父が皇位を受け継ぐ時には1人しか残らなかった」
アティルが初めて毒を盛られたのは7歳の時、血を吐きながら地面を這いずり苦しんでも権力の世界ではこの程度で躓く事はできませんでした。
「とても悲しかったでしょうね」
俺の周りにこんなことを言う人間はいない。
アティルは叔父である皇帝ですら信用できていませんでした。
「私は死にません!」
「殿下を悲しませたりしません!心配しないでください」
そう言って兄妹はいつも助け合うと言うリリカにアティルは笑ってしまいます。
湖畔の小島についてそこのガセボでピクニックしようとする二人の元に護衛騎士ローウィンがやってきました。
自己紹介するローウィンに挨拶をしようとするリリカ。
その頭の中に警鐘が鳴るのでしたー。
感想
リリカの人柄に今までないものを感じたアティル。
穏やかな時間を楽しむ二人でしたが、急に雰囲気が変わりましたね!
次回、ローウィンは何をするのか?
リリカ達は無事に仲良くなれるのか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。