幼馴染が私を殺そうとしてきます

幼馴染が私を殺そうとしてきます ネタバレ1〜2話

登場人物

レリア・アウラリア

本作の主人公。アウラリア帝国皇女。

不治の病で命を落とし好きだった小説の中に転生してしまった。

しかも転生先はヒロインの幸せを強調させるためにただひたすら不遇な役割を与えられて序盤で死ぬ脇役。

皇太子レオの影武者として神聖中立区クロイツ聖域で3年過ごし、そこでかけがえのない親友たちを得る。

オスカー・フレスベルグ

フレスベルグ帝国の皇子。儚げな雰囲気の小柄な少年。

後に自国の皇帝となり、読者からサイコパスと恐れられるようになる。

ロミオ・ローズベリー

ローズベリー帝国の皇子であり、溺れかけたレリアを助けた命の恩人。

それがきっかけとなりレリアの最初の友達となった。かなり口達者。

グリフィス・ニカイア

ニカイア帝国の後の皇帝。物静かで理知的な少年。

感情を表に出すことを苦手とするが、思いやりがあり。しっかり者。

カーリクス・アスカード

アスカード帝国現皇帝の甥。その複雑な立場のせいで最終的に傭兵として生きることに決める。

光竜討伐で最も大きな犠牲を払い、討伐に貢献する。

漫画「幼馴染が私を殺そうとしてきます」1〜5話 ネタバレ

「”光竜討伐隊”に乾杯!」

人々は4人の英雄の話で持ち切りです。

そんな中、渦中の英雄たちはそれぞれ憎悪に満ちた表情をしています。

英雄たちは英雄たちの大切な人を殺した犯人に復讐しようとしているようです。

「会いたいよ、レオ」

「お前を殺した人間を見つけ出し、、、必ず、、、この手でー」

英雄は復讐に燃える狂った目をしていました。

「さぁ!買った、買った!」

商人が英雄たちの姿絵集を売っています。

「そう、、、頑張ったのね、、、皆、、、」

彼女、レリアは言います。

「会いたい、、、もう一度、、、」

神聖中立区クロイツ聖域ー。

バシャッ

皇子レオが池に落ち、周囲は騒然としました。

「水を飲んでいる!早く治療を!」

救出され、治療を施されるレオ皇子は息を吹き返します。

「ありがとう、、、もう大丈夫だから放って置いて、、、!」

そう言って自室に戻ったレオ皇子は熱を出し寝込みながら思い出します。

前世で不治の病にかかり死んだことを。

そして転生を願ったことを。

”全っ然違うんですけど”

、、、レオ皇子改め、レリア・アウラリアは不幸な少女でありました。

皇女イリスと平民の間の娘とされた故に捨て置かれ、その後現皇帝ライディオスの息子レオの影武者として神殿で暮らすこととなったのです。

何故、神殿に皇子が暮らすのか、それは遥か昔に遡ります。

大陸ドラカネアでドラゴンが目覚め、クロイツ聖教皇は神託に従って5人の騎士とドラゴンを斃し、英雄となった騎士たちはそれぞれ国を建てました。聖教皇はドラゴンから奪った魔力を騎士たちに与え繁栄に導きました。その代わりにドラゴンが再び目覚める時必ずクロイツ教の呼びかけに応じるという血の盟約を結びました。そして悠久の時は流れ、光竜の卵が現れました。邪悪な魔力を放つ卵はどんな手を尽くしても破壊できず、周囲の魔物を凶暴化させ世界を混乱に陥れました。

そしてクロイツ教は英雄の末裔の子ども達を集めました。

いずれ来る光竜との戦いに備え戦力になる子ども達を今から神殿で育てるべきだとしたのです。

しかし、その盟約に納得いかないライディオス帝はレリアを影武者として神殿に送るのでした。

”私がレリアであることは誰にも明かせない”

皇帝は万が一、影武者がバレないようにレリアに”禁言の呪い”をかけていました。

もし誰かに話せば血を吐いて死ぬという恐ろしい呪いです。

そんな絶望的な状況の中、レリアは前向きに生きることを決意します。

”神殿での3年間をやり過ごす!誰にも偽物のレオ皇子だとバレないままー!”

〜FIN〜

感想

長い文章を読んで頂きありがとうございました!

これからこの作品について感想、ネタバレを書かせていただきます!

拙い文章ではありますが、暖かく見守り下さい!!

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