お求めいただいた暴君陛下の悪女です

お求めいただいた暴君陛下の悪女です ネタバレ 56話

前回のあらすじ

ヴェルゾ王国から秘書を雇うことにしたベリエ王国王家。

しかし、その女性は娼館で働いているようで、、

その情報を得たラースは一体、、、

ネタバレ 56話

地下牢でご機嫌に実験をするバザロフ元公爵。

そんな様子の彼にゼフォンは憮然とします。

「お前は油断ならない、妙な真似をしたら即刻殺す」

そう言うゼフォンをからかう様にバザロフは話します。

「同じ屋根の下で過ごす仲ではありませんか」

「だからこそ警戒しているのですか?」

そうして前皇帝が生きていた頃の話をバザロフはします。

回復道具として前皇帝に使役されていたこと。

子供の頃から諦観に囚われていたこと。

ゼフォンは眉間の皺をさらに深くします。

「今は随分と強欲になったものだ」

「ラース皇妃、貴方が新たに得た唯一無二の女性だ」

ラースの名に反応するゼフォンは言います。

「あの女は利用価値があるから、、、」

そう言おうとするゼフォンの言葉を遮ってバザロフは歓声を上げます。

「嗚呼!もう一度彼女に会いたい!!」

「前皇帝の傀儡には勿体無い、、、、、!!」

「、、、いっそ実験体ではなく私のものにしてしまうのも良いかもしれませんね」

そう挑発するバザロフにゼフォンは檻から出てから言えと啖呵を切ります。

何度も何度も、ゼフォンがバザロフのもとに足を運ぶ度にこのやり取りが行われます。

「一生出す気はないがな」

そう言って立ち去るゼフォンに向かって手を振るバザロフは今の状況を思いの外、楽しんでいるようです。

ー庭園にて

ラースは以前の世界でのシングの言葉を思い出しました。

ラースが戦争に駆り出されてからの仕事係。

かつての自分と重なる”秘書”を気に掛けるラース。

そんなラースにサシャは優しく声を掛けます。

「なにかお困りごとでも、、、、?」

そう尋ねるサシャにラースは以前の世界での彼女を思い出します。

”貴方の為に祈らせて下さい”

サシャのかつての行動に突き動かされラースはその秘書を助けることにします。

感想

私の最推し!生きる清涼剤!

サシャちゃんの久々の登場です。

あいも変わらず自分より他人を思うサシャちゃんに癒やされております。

次回、秘書の女性はどうなるのか!?

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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