前回のあらすじ
「こいつらだけは私の手で処断しないと気が済まないだけだ」
そう言って剣を構え直すレイラの隣に炎を顕現させたラースが立ちます。
「その気持ち、わかります」
ネタバレ 52話
革命軍のリーダーを蹴り飛ばしたレイラ。
あまりの呆気なさにレイラは呆れます。
「この程度か、雑魚が」
そう言ったレイラは次に宰相に目をやります。
「革命軍への対応処理を任せてやったと思えば、、、どうりで今日までぐだぐだと、、、」
ザシュッ
「ッあああああああああ!!」
宰相に剣を刺したレイラは叫びます。
「ひと思いに死ねると思うなよ!ギロチンに掛かるのは貴様らだ!!」
、、、革命軍の真実はシスターと孤児たちによって明らかにされた。
教会の金品は着服し、女子供は奴隷商人に売る算段であった。
以前の世界でベリエは革命成功後の宰相と友好を深めていた。
”似た者同士、、、”
友好を深める食事会でことの真相を知ったラースは貴重な給油先となったスコルピオンに何か言えるはずもなく、、、。
レイラも処刑された後だったー。
「おい、説明しろ」
何故、今回の真相を知っていたのかとレイラは問い詰めます。
そんなレイラにラースは微笑みます。
「私の”価値”はゼフォン様だけのものですから」
「レイラ様はシャリオルトではなく、”スコルピオン帝国の”女帝ですもの」
その発言と同時に歓声が上がります。
「レイラ女帝陛下!!」
「お陰で助かりました!」
レイラへの歓声を上げる国民にレイラは夫を亡くしてからの日々を思い出します。
髪を切り、女帝として国をまとめ上げた日々、、、
”レイラのことは別に見捨てても良かったけれど”
”レイラは冤罪だったわけだし、あんな思いする人間、、少ないに越したことないもの”
かつて処刑されたことを思い出すラース。
これで良いのだと微笑みます。
感想
類は友を呼ぶ。ゲス野郎の友達はゲス野郎と言った具合で、ラース父と宰相仲良かったんかい!!となりました。
今回のようにさっさと家族への復讐を見せて欲しいものです。
レイラは旦那さんを亡くしてから男装するようになったのですね、、、
かっこいいと思いました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!