前回のあらすじ
「どうせお別れになるのなら最後に可愛い弟妹の役に立って下さいませ」
牢にいるレイラに対して煽るように言うラース。
レイラはスコルピオン帝国に送り返され処刑されてしまうのかー、、、
ネタバレ ５１話
スコルピオン帝国ー
「本当に酷いことをするものだ、、、」
「住んでいた孤児達もシスターも遺体が見つからないままだ」
火を放たれた教会の前で人々は話します。
するとそこにラースが率いるシャリオルト軍が行軍します。
檻の中に入れられた女帝レイラを見て人々は驚きます。
「シャリオルト帝国も革命軍側についたのか！？」
そう驚く民衆にラースは言います。
「私はシャリオルト帝国の皇妃、ラース・バーベ・ヴェルベーヌ」
「革命の報せを受け、レイラ女帝を引き渡しに参りました」
その情報に驚愕する民衆たち。そしてシャリオルト帝国は自分たちの味方だと喜びます。
ー秘密の地下室にて。
「上が騒がしいな、、、、」
革命軍のリーダーが言います。
「女帝が戻って来たんだろう」
男が答えます。
首を刎ねられるのに戻って来るとはと笑って言う革命軍のリーダーに男は笑います。
ガッシャーン！！！！！
二人は驚くと扉が開きます。
「あら、ご機嫌麗しゅう？革命軍リーダー様」
突然現れたラースと民衆にリーダーは絶句します。
「これは、、、一体、、、何故ここを、、、、？」
「さあ？どうしてでしょうね？地下室で何をされておりましたの？」
笑って地下室の中を検めようとするラースたち。
すると中からスコルピオン帝国の宰相が出てきます。
「女帝派筆頭である宰相が何故！？」
そう驚愕する民衆にさらなる衝撃が走ります。
教会の像、献金、偽のスコルピオン帝国軍の軍旗や軍服。
遺体も残らないほど燃やされたはずの孤児達やシスター。
シスター達は証言します。
「この男達が教会を燃やしたのです！！」
「私達を奴隷にして売ろうとしていたのよ！！」
「子ども達まで売ろうと、、、、！！」
シスター達の涙ながらの証言に民衆は誰に正義があって誰が悪なのか悟ります。
どうしようもなくなった革命軍のリーダーは剣を取り、ラースに襲いかかります。
ガキィィン
「どうした革命軍、お前が欲しがったのは小娘ではなく私の首ではなかったのか」
リーダーの剣を弾いたレイラは言いました。
「あらお義姉様、私一人で充分でしたのに？」
余裕そうに笑うラースにレイラは言います。
「こいつらだけは私の手で処断しないと気が済まないだけだ」
剣を構え直したレイラの横に並びラースはその気持ちを肯定します。
感想
か、革命軍、、、暗黒過ぎて草
といった感想が一番に出てきました。
レイラが誰が指示したと言っていましたが、そもそもスコルピオン帝国軍は濡れ衣を着せられただけでしたね。
さぁ、次回革命軍お仕置き回！
ラース！レイラ！やってしまえ笑
最後まで読んで頂きありがとうございました！
