前回のあらすじ
ゼフォンに伴われてパーティー会場をあとにするラース。
ラースは以前の世界でベリエに返還されたときのことを思い出します。
「お前なら俺と同じところに堕ちて来れると思ったんだがな」
かつてのゼフォンはラースに言いました。
ネタバレ 46話
「聞いたか!?バザロフ公爵家とクルシンスキー公爵家の大検挙だと!!」
新聞を読んだ民衆は大騒ぎです。
暴かれたバザロフ公爵の裏の顔。
クルシンスキー家との癒着。
騒ぐ民衆をよそにラースはシングの入れたお茶を静かに飲みます。
「今回の件の報酬額を確認しましたが、間違いではありませんでしょうか」
シングはラースに尋ねます。
「良いのよ、正当な額だから素直に受け取りなさい」
そう言ってシングを納得させるラースは怪我をさせてしまったのも含めてシングを大事にしようと考えます。
「何に使うかは決められそう?」
なんとなしに尋ねたラースでしたが、使い道が全く無いと言うシング。
見かねて城下にでることにします。
「シング、折角だし貴方も買い物なさい」
「欲しいものとか、興味のあるものとか、趣味とか」
そう言うも趣味ですらラースに決めてもらおうとするシングに呆れてしまいます。
そんな中、シングはペットショップの前で足を止めます。
「ティーチとサッチに、、、新しいリードと首輪を。」
シングはそう言って商品を購入します。
”お二人の犬らしくしたい”
そう思ってラースとゼフォンの瞳の色の首輪を購入します。
”、、、あのゼフォン皇帝が風に当たりたいなど、、、。”
秘書官の青年は思います。
”御心にあるのはバザロフ公爵家かクルシンスキー家か、、、それとも”
ゼフォンはパーティー会場でラースが見せた表情が気になって仕事も手につかない状態となっているのでしたー、、、。
感想
今回はシングとゼフォンにスポットが当てられていましたね!
というか、シング趣味までラースに決めてもらおうとは、、、
本当に人間味が薄いと言うか、、、もともとそういう性質だったのでしょうね〜
ゼフォンはラースが気になって仕事も手につかないようです。
ひひひ、、、初恋なのかしら??
これからの二人の接近。気になるところですね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!