前回のあらすじ
主催者不在の中で行われるパーティーに参加したラース。
男性たちは美しいラースに声をかけ始めます。
それを鬱陶しいと思っていたラースの腕をある男性が掴みます。
「ゼフォン様、、、?」
ネタバレ 44話
バザロフ公爵のパーティーに参加することにしたラースを気にかけ自身もパーティーに参加することにしたゼフォン。
パーティー会場でラースの姿を探します。
「なんの騒ぎだ?」
バザロフ公爵逮捕の件で騒がしくなりつつも会場の人々は別のものに目を奪われます。
「そんなことより見ろ、あの美女」
そうしてたくさんの男性に声を掛けられるラースを面白く思わなかったゼフォンはラースの腕を取ります。
「ゼフォン様、、、?」
ゼフォンの突然の登場に驚くラース。
そんなラースにバザロフ邸で何をするのか見に来たとゼフォンは言います。
「説明しろ」
一件の説明を求められたラースは会場全体に何があったかを説明することにしました。
地下の研究室で行われていた違法解剖。
クルシンスキー家絡みの実験体提供。
そして皇妃暗殺未遂。
「どうやって知った」
ラースにゼフォンは尋ねます。
「これも私の価値の一つです。」
そう言って笑うラースを睨むゼフォンにラースは言います。
「全ての功績は皇帝に献上いたします」
「バザロフの非道な人体実験を暴き、浮浪者にも慈悲の手を差し伸べた皇帝」
「民の統率にはこういう評判も役に立ちます」
自身の経験からラースは話を続けます。
「民衆からの好感は馬鹿にできません」
「決して」
過去の処刑の様子を思い出すラースそんなラースにゼフォンはキスをします。
「バザロフよりもー。お前の方を暴きたくなる。」
そう言うゼフォンに目を丸くするラース。
そんな二人の様子を見ている銀髪の女性はー、、、
感想
ゼフォンはラースが気になってしょうがないようですね笑
有能で美しく、そこの知れない伴侶。
男性なら誰でも欲しがることでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました!