前回のあらすじ
第六夫人カミラが公爵家に返還される事になり、ラースの元に来て暴れるように叫びます。
「何故貴方如きが回復魔法を授かって私はっ」
そう叫ぶカミラはこのまま無事でいられると思うなと言います。
そのカミラを見送ってラースはもの思いに吹けます。
先ほどカミラが言っていたバザロフ公爵その男はー、、、、。
ネタバレ 39話
ラースの元にバザロフ公爵からパーティーの招待状が届きました。
彼は元宮廷医師で現在のシャリオルト帝国の医学の権威です。
研究論文も沢山書いており表面上は立派な医師でした。
「掃除は得意だしね」
彼の裏の顔を知っているラースは言います。
何故、、、
何故、俺は助けた、、、、?
回復魔法を誰かを生かす為に使おうとしたことなどなかった。
そう思い悩むゼフォンはラースの魔力について考えます。
死線を幾度も、幾度も潜り抜けるような事がなければー
死ぬ寸前まで何度も繰り返される地獄を
俺のように、、、
ゼフォンはラースのことを想います。
死を恐れ、たかが女に惹かれるなど、、、
「面白い、、、、!!」
ゼフォンは笑うのでした。
感想
ゼフォンも自身がラースに惹かれていることを自覚しているようですね。
そしてゼフォンも相当毒親な雰囲気ですね、、、
何故まともな親御さんが出てこないのか、、、
せめてサシャの親御さんはまともであって、、、
無理か、自分の子供達に優劣をつけて、あまつさえ子供を愛人にしてるし、、、
この物語は親への自立、というか復讐が題材なんですかね?
最後まで読んで頂きありがとうございました!