前回のあらすじ
従者シングと共に犬の躾をしようとしていたラース。
しかし、突然皇帝に呼び出されるのでした。
「従者を外せ」
そう言う皇帝ゼフォンにラースは断り、シングに口輪をつけ言います。
「皆様には私の従順な”犬”としていて頂ければ結構です」
笑いを堪えきれなかったゼフォンはラースの要求を聞き入れシングを従者として認めます。
33話 ネタバレ
白鯨船襲撃事件まであと4日、、、
本格的に犬の躾を始めようとするラースは犬達にティーチとサッチと名付けます。
ラースは調教師の必要のない程調教が上手でした。
以前の世界でも犬の指揮をやらせたから、、、そう思うラースは愛人の誰かを襲う様に調教するのも面白いと考えます。
昨日は、、、どうして皇帝はあんなに笑ったのかしら
ラースは不思議に思いつつもゼフォンの笑った顔は可愛かったと思うのでした。
皇帝の側近と白鯨船襲撃事件について話します。
「あとは指定の場所をお聞かせ頂ければ、、、」
そう言う側近にラースは直接指揮を取って案内すると言います。
「ーあの女が、船にだと?」
また何かやるつもりなのか、、、そう思うゼフォンは窓の外を見ます。
「サッチ!早く戻ってらっしゃい!」
そう言って走るラースの姿を目にし、ゼフォンは庭園ではなく執務室の窓の下で犬の訓練を行うように命令します。
「た、ただちに!!」
そう言って立ち去ろうとする側近にゼフォンは言います。
「船には俺も乗る」
そこで今回のお話は終わりました。
感想
比較的最近は和やかな話が多いですね!
次回からの白鯨船編はどうなることやら、、、
そろそろサシャを見たいですね、、、
最後まで読んで頂きありがとうございました!