前回のあらすじ
愛人の一人、第四夫人を祖国に追いやる事に成功したラース。
その報告を受けた第六夫人カミラはー?
ネタバレ 19話
「今日で三日目かしら」
箱に入った猫の死骸を見て言います。
第四夫人エリザが去ってから三日間、朝になると猫の死体がラースの元に送り付けられる様になっていました。
犯人は不明。
以前の世界で死体を見慣れていたラースはどこ吹く風でこの嫌がらせを気にしませんでした。
戦争って麻痺させるものね、、、
獄中では鼠の死体とずっと一緒だったし、
祖国に帰ったら民から動物の死体を投げられるし、
本当散々だったわ
そう思うラースは朝食を食べるのでした。
「料理人と料理を運んだ侍女、それと侍女長を呼び出しなさい」
料理を食べたラースはそう言うのでした。
呼び出した面々にサラダを食べる様に命じると侍女長以外は食べ、毒で舌が痺れてしまいました。
ラースに毒を盛った侍女長は言い訳をします。
そんな侍女長にサラダを無理矢理食べさせ言います。
「全部、美味しく食べた後に許してあげる」
ラースは侍女長を唆した相手は誰かと考え、思い至ります。
「、、、嗚呼、 ”第六愛人”、、、、ね」
感想
ついに第六夫人が動きだした様です。
それにしても侍女長あんな目にあっておきながらまだラースに何かしようと考えるとは、、、
きっと死んでも治らないでしょうね。
それにしてもラースに毒への耐性と知識を身に付けさせた家族達、、、弟妹の為の毒見役にする為にって本当にどこまでもラースへの扱いが酷い。
ラースよ、頼むからスッキリする復讐を見せてくれ、、、この鬱憤を晴らしてくれ、、、
最後まで読んで頂きありがとうございました。